ダイガクコトハジメ - 石井悌
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石井悌
いしいてい
1894(明治27)年8月6日 - 1959(昭和34)年11月19日
学博士、東京高等農林学校(現・東京農工大学)教授・農学部長、東京農工大学初代校長
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1894(明治27)年8月6日 石井悌(1歳)、神奈川県に生まれる。
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1918(大正7)年 石井悌(25歳)、東京帝国大学農科大学実科卒業。
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石井悌、農商務省入省。農事試験場技手に。
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1932(昭和7)年 石井悌(39歳)、農学博士に。『日本産跳小蜂亜科ニ関スル研究』。
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1935(昭和10)年4月、東京帝国大学農学部実科、東京帝国大学より独立。東京高等農林学校(現・東京農工大学)創立。背景に専門学校令により高等教育機関が随時拡張、全国で農林系専門学校が相次いで設立されたことで実科の廃止論があがっていた。東京帝国大学農学部が第一高等学校との敷地交換により駒場から本郷に移転する際、付属実科を本郷に移転せず分離独立という手段で存続。
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1935(昭和10)年 石井悌(42歳)、東京帝国大学より独立・創立された東京高等農林学校(現・東京農工大学)教授に。農学部長を務める。
1946(昭和21)年 - 学制改革
第二次世界大戦後の連合国軍最高司令官総司令部の占領下、第一次アメリカ教育使節団の調査結果より、アメリカ教育使節団報告書に基づいて日本の教育制度・課程の大規模な改変・改革が行われる。日本側は、東京帝国大学総長・南原繁らにより推進される。
複線型教育から単線型教育「6・3・3・4制」への変更。義務教育の9年間(小学校6年間・中学校3年間)への延長。複線型教育については、封建制の下における社会階層に応じた教育構造であるとされ、これを廃止。教育機会の均等が図られる。
戦前の旧制大学・旧制高等学校・師範学校・高等師範学校・大学予科・旧制専門学校が4年制の新制大学として再編される。新制国立大学について、文部省が総合的な実施計画を立案、1949(昭和24)年施行の国立学校設置法に基づき設置。
1949(昭和24)年5月31日公布・施工 国立学校設置法
文部省管轄、全国に69の新制国立大学が発足。
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1949(昭和24)年6月 石井悌(56歳)、新制大学として東京農工大学発足、初代校長に。
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石井悌、日本植物防疫協会常務理事・研究所長に。
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石井悌、日本応用動物昆虫学会評議員・会計監査に。
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1959(昭和34)年11月19日 石井悌(66歳)、死去。享年66歳。
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